copippe ユーザーガイド

macOS用クリップボードマネージャ copippeの使い方

English · 日本語

ホームに戻る

1. はじめに

インストール

  1. GitHub Releases から copippe-v0.2-macOS.dmg または .zip をダウンロード
  2. DMGを開き、copippe.app をアプリケーションフォルダにドラッグ
  3. アプリケーションフォルダから copippe を起動
初回起動時: copippeはAppleの公証を受けていないため、macOSにブロックされます。ターミナルで xattr -cr /Applications/copippe.app を実行するか、システム設定 → プライバシーとセキュリティ → このまま開く をクリックしてください。

動作環境

  • macOS 14 (Sonoma) 以降
  • Apple Silicon または Intel Mac

起動すると、メニューバーにクリップボードアイコンが表示されます。Dockにはアイコンが表示されません。copippeはメニューバーからのみ操作します。

copippeメニューバードロップダウン
copippeのメニューバードロップダウン

3. クリップボード履歴

テキストや画像をコピーするたびに、copippeが自動的に履歴に保存します。デフォルトで最大30件まで保持でき、設定で100件まで変更可能です。

使い方

  1. 通常通りコピー(Cmd+C
  2. copippeが自動的にキャプチャ
  3. メニューバーアイコンをクリックして履歴を表示
  4. 任意のエントリをクリックしてクリップボードに復元
  5. Cmd+V で貼り付け

動作の詳細

  • 重複排除 — 同じテキストを再度コピーすると、古いエントリが先頭に移動します(重複は作られません)
  • 空テキストは無視 — 空白のみのコピーは保存されません
  • 永続化 — 履歴はディスクに保存され、アプリ再起動時に復元されます
  • FIFO — 履歴が上限に達すると、最も古いエントリが自動的に削除されます
Inactiveモードでも記録します: プレーンテキストモードがオフでも、copippeはクリップボードの内容を履歴に保存し続けます。テキスト変換のみが無効になります。

4. プレーンテキストモード

Active状態のとき、copippeはコピーされたテキストからリッチテキストの書式(HTML、RTF、スタイル)を自動的に除去し、クリップボードの内容をプレーンテキストに置き換えます。

除去されるもの

  • フォントスタイル(太字、斜体、色、サイズ)
  • Webページからコピーした際のHTMLマークアップ
  • ドキュメントのRTF書式
  • テキストが利用可能な場合のテキスト以外のコンテンツ

変更されないもの

  • 画像 — コピーした画像はそのまま通過します
  • テキストの内容自体 — 書式のみが除去され、文章は変わりません

メニューバーのドロップダウンからActive/Inactiveを切り替えるか、メニューが開いている状態で Cmd+A を使用します。

5. 画像履歴

copippeはテキストと同じ統合履歴リストに、コピーした画像も保存します。

  • 画像は ~/Library/Application Support/copippe/images/ にPNG形式で保存
  • メニューやポップアップにはサムネイルが表示されます
  • 画像エントリをクリックするとクリップボードに復元
  • 履歴から画像エントリが削除されると、ファイルも自動的にクリーンアップ
検索について: 画像エントリはテキスト検索の対象外です。検索機能はテキストエントリのみをフィルタリングします。

6. スニペット管理

スニペットを使えば、よく使うテキストを登録しておき、すぐに貼り付けできます。フォルダで整理が可能です。

スニペットの作成

  1. 設定 → Snippets タブを開く
  2. フォルダリストの下にある + をクリックしてフォルダを作成
  3. フォルダを選択し、スニペットリストの下の + をクリック
  4. タイトルと内容を入力して Save をクリック
設定画面のスニペット管理
設定画面のスニペット管理

スニペットの利用

  • メニューバーから: copippeアイコン → フォルダサブメニューを展開 → スニペットをクリックしてコピー
  • ポップアップから: Ctrl+Option+V を押してスニペットタブに切り替え、クリック
  • ホットキーで: 設定でスニペットにグローバルホットキーを割り当て、どのアプリからでもキー操作で貼り付け

スニペットの管理

  • 編集 — スニペットを選択してペンのアイコンをクリック
  • 削除 — スニペットまたはフォルダを選択して をクリック
  • フォルダ間移動 — 設定UIから操作可能
  • 検索 — ポップアップウィンドウでタイトル・内容を検索

スニペットデータは ~/Library/Application Support/copippe/snippets.json に保存されます。

8. グローバルホットキー

グローバルホットキーは、copippeがフォアグラウンドでなくても、どのアプリケーションからでも動作します。

デフォルトのホットキー

ショートカット動作
Ctrl+Option+V検索ポップアップの表示/非表示(履歴タブ)

ホットキーのカスタマイズ

  1. 設定 → Hotkeys タブを開く
  2. アクションの横にある記録ボタンをクリック
  3. 設定したいキーの組み合わせを押す
  4. 競合が検出された場合は警告が表示される
ホットキー設定
設定画面のホットキー設定

スニペット個別ホットキー

各スニペットに固有のグローバルホットキーを割り当てることができます。キーを押すと、スニペットの内容が即座にクリップボードにコピーされます。ポップアップを開く必要はありません。

スニペット個別ホットキーは、設定 → Snippets でスニペット編集時に設定します。

アクセシビリティ権限: グローバルホットキーの初回使用時に、macOSがアクセシビリティアクセスの許可を求める場合があります。システム設定 → プライバシーとセキュリティ → アクセシビリティ でcopippeを有効にしてください。

9. 設定

メニューバーのドロップダウンから Preferences...Cmd+,)をクリックして開きます。

設定 - 一般タブ
設定画面の一般タブ

一般タブ

設定項目説明デフォルト
履歴件数上限保持するクリップボードエントリの最大数(5〜100)30
プレーンテキストモードアプリ起動時にActiveモードをオンにするかオン
ログイン時に起動ログイン時にcopippeを自動起動オン

ホットキータブ

検索ポップアップを開くためのグローバルキーボードショートカットを設定します。詳細はグローバルホットキーを参照。

スニペットタブ

フォルダとスニペットを管理します。詳細はスニペット管理を参照。

10. キーボードショートカット一覧

グローバル(どのアプリからでも有効)

ショートカット動作
Ctrl+Option+V検索ポップアップの表示/非表示
スニペット個別ホットキー特定のスニペットをクリップボードにコピー

メニューバードロップダウン(メニュー表示中)

ショートカット動作
Cmd+AActive/Inactive切り替え
Cmd+,設定を開く
Cmd+Q終了

検索ポップアップ(ポップアップ表示中)

ショートカット動作
/ エントリ間を移動
Enterエントリを選択してクリップボードにコピー
Escポップアップを閉じる
検索フィールドに入力エントリをリアルタイムフィルタリング

11. トラブルシューティング

初回起動時にブロックされる

copippeはAppleの公証を受けていません。ターミナルで以下を実行してください:

xattr -cr /Applications/copippe.app

または、システム設定 → プライバシーとセキュリティこのまま開く をクリック。

グローバルホットキーが動作しない

  • copippeにアクセシビリティ権限があるか確認: システム設定 → プライバシーとセキュリティ → アクセシビリティ
  • 同じキーの組み合わせを使用している他のアプリとの競合を確認
  • 設定 → Hotkeys で別のホットキーを試す

履歴が保存されない

  • copippeが実行中か確認(メニューバーにクリップボードアイコンがあるか)
  • copippeはポーリングでクリップボード変更を検知しているため、最大0.5秒の遅延があります

データの保存場所

データパス
クリップボード履歴~/Library/Application Support/copippe/history.json
スニペット~/Library/Application Support/copippe/snippets.json
保存画像~/Library/Application Support/copippe/images/
アプリ設定macOS UserDefaults(com.copippe.app